Ash Like Snow

あぁ・・・もう本当に疲れてしまった。


現役の春合宿の日記や写真を見て僕はどうしようもなく悲しくなりました。
別に好き好んで行かなかった訳じゃないのです。行かなかったのにはそれ相応の理由がいくつか有ります。
その理由を聞かれても答えるつもりは有りません。
ただ共通して言えるのは、これ以上辛く悲しい思いをするのには耐えられそうに無かったということです。
プレラスの時改めて「ああ、もう元に戻るのは無理だな」と漠然と感じました。
そして春合宿の様子を読んで、見て、もう自分の居場所なんてものはオバオには存在しないことを確信しました。


他人のせいにする気は毛頭有りません。
全ては自分の責任であり、自分の弱さゆえです。
最初は時間が全て解決してくれると思ってました。
気付いたら二年生が終わりを迎えようとして取り返しのつかないことになってました。


この1年間本当に何をやっていたのか自分でもよく分かりません。
ただ毎日ひたすらに考えてました。けれども答えは未だに出ないまま。
流石に一日中考えっぱなしだとノイローゼになりそうだったのでバイトを始めました。
それが去年の11月のこと。
仕事中は確かに考えなくて済むしバイト先の人も楽しい人ばかりなのでとても気分が楽です。
でもそれは結局逃げであって根本的な解決には何もならない。


幸せなんてものは一瞬にして崩れ去るものだと思い知らされました。
大学入った頃は何もかもが楽しかったはずなのに、二年に上がった途端全てが暗転。
何とか直そうとしても自分が追い込まれるだけで、もうそこからは泥沼。


こんなにも環境が違うのに高校の時と同じ過ちを繰り返そうとしている。
大学では高校の分まで楽しもうと思っていたのに、なぜ僕は今悲しむ事と後悔する事しかできないのだろう。
手先が不器用なのは知っていたが性格もこんなに不器用だったとはね・・・。



結局どうしようもなく弱い僕は誰かに助けてもらいたかったわけだ。
だが今となっては何もかも手遅れなのは間違いない。